ホーム文化【2026年】大相撲の勢力分析と注目力士:大の里の復活V、安青錦と藤ノ川の台頭、業界の変化

【2026年】大相撲の勢力分析と注目力士:大の里の復活V、安青錦と藤ノ川の台頭、業界の変化

2026年の大相撲は、1月の初場所から9月の秋場所まで5場所を終え、残すは11月の九州場所(11月8日〜22日・福岡国際センター)だけとなりました。ここまで5場所すべてで幕内最高優勝者が異なり、横綱・大関・三役の力関係は大きく動いています。この記事では、2026年の本場所結果を整理したうえで、番付上位の勢力分析、注目力士の紹介、そして相撲界(業界)の変化をまとめます。

2026年の本場所結果まとめ

まずは、2026年の幕内最高優勝を振り返ります。5場所で優勝者が5人という、近年でも珍しい年になっています。

場所 会場・日程 優勝 成績とポイント
初場所 両国国技館(東京)/1月11日〜25日 大関 安青錦 12勝3敗。優勝決定戦で平幕・熱海富士を破り2場所連続2度目の優勝。新大関の優勝は2006年5月の白鵬以来20年ぶり
春場所 エディオンアリーナ大阪/3月8日〜22日 関脇 霧島 12勝3敗。14場所ぶり3度目の優勝。3場所で34勝を挙げ、大関に再昇進
夏場所 両国国技館/5月10日〜24日 小結 若隆景 12勝3敗。優勝決定戦で大関・霧島を破り、25場所ぶり2度目の優勝
名古屋場所 IGアリーナ(名古屋)/7月12日〜26日 関脇 安青錦 12勝3敗。熱海富士・霧島との巴戦を制し3度目の優勝。大関陥落から1場所で復帰し、その場所で優勝したのは史上初
秋場所 両国国技館/9月13日〜27日 横綱 大の里 12勝3敗。千秋楽の相星決戦で大関・安青錦を突き出しで下し、1年ぶり6度目の優勝。秋場所3連覇
九州場所 福岡国際センター/11月8日〜22日 — 番付発表は10月26日

勢力分析:番付上位の現在地

秋場所を終えた時点で、番付上位の成績は次のようになっています。数字は秋場所の成績です。

地位 力士 秋場所 ポイント
横綱 大の里(26歳・二所ノ関) 12勝3敗・優勝 6度目の優勝。けがで休場が続いた1年を締めくくる復活V
横綱 豊昇龍(27歳・立浪) 全休(0勝0敗15休) 右膝を手術し3場所連続の休場。横綱審議委員会は引退勧告にあたる「決議」を協議しなかった
大関 安青錦(22歳・安治川) 11勝4敗・優勝次点 7月場所で大関に復帰し優勝。秋場所は3敗で並びながら千秋楽の直接対決に敗れた
大関 霧島(30歳・音羽山) 8勝7敗 春場所の優勝で大関に再昇進。秋場所は勝ち越しにとどまった
大関 琴櫻(28歳・佐渡ヶ嶽) 9勝6敗 6月のパリ公演では総合優勝。本場所は角番をしのいで上位を維持
関脇 藤ノ川(21歳・伊勢ノ海) 11勝4敗・敢闘賞 三役デビュー場所で11勝。大関とりの起点となる好成績
関脇 熱海富士(24歳・伊勢ヶ濱) 8勝7敗 初場所は優勝決定戦まで進んだが、大関とりを懸けた秋場所は終盤4連敗
小結 伯乃富士(23歳・伊勢ヶ濱) 5勝10敗 小結デビュー。初場所には4場所連続金星の記録を達成した
関脇 若隆景(31歳・荒汐) 全休(0勝0敗15休) 5月に小結で2度目の優勝。その後はけがで2場所連続の全休

1. 横綱は2人でも、土俵上は実質「1人横綱」

2025年に豊昇龍(第74代)と大の里(第75代)がそろって横綱に昇進し、2026年は2人の横綱で幕を開けました。しかし豊昇龍は名古屋場所で右膝を負傷して途中休場し、7月29日に靱帯の修復手術を受けました。秋場所は初日から休場となり、横綱在位10場所で5度目の休場です。

9月28日の横綱審議委員会では、3場所連続休場となった豊昇龍について引退勧告につながる「決議」は協議されませんでした。大島理森委員長は「横綱としての責任を果たすため、ぜひけがを治し、稽古を積み、場所に向かってほしい」と話しています。一方の大の里は、左肩のけがで2025年11月の九州場所から苦しみ、2026年も春場所で途中休場、夏場所は全休。それでも秋場所で6度目の優勝を果たし、「1人横綱」として土俵を支えました。

2. 大関陣は踏みとどまり、若い挑戦者が迫る

大関は安青錦・霧島・琴櫻の3人。秋場所は安青錦が11勝4敗で優勝争いの最後まで残り、琴櫻が9勝、霧島が8勝と、大関の座を守り切りました。特に安青錦は22歳で、大関をいったん陥落しながら復帰した場所で優勝するという史上初の記録を作っています。

追う側では、21歳の藤ノ川が三役デビュー場所で11勝4敗・敢闘賞。京都府出身の関脇は約200年ぶりという快挙で、大関とりの起点になりました。2026年初場所に優勝決定戦まで進んだ熱海富士は、大関とりを懸けた秋場所で10日目まで8勝2敗としながら終盤に4連敗。八角理事長は「相撲は強いけど、精神的に弱かった。まだ大関は難しい」と厳しく評価しています。

3. 11月の焦点は「綱とり・大関とり・横綱の復帰」

秋場所後、審判部の浅香山部長は安青錦について「11番はなかなか厳しいと思う」と述べ、11月場所が綱とり場所にはならないとの見方を示しました。横綱昇進には、優勝やそれに準じる成績が求められるのが通例です。11月の九州場所では、安青錦の綱とり挑戦、藤ノ川の大関とり、そして豊昇龍の復帰が主な注目点になります。

2026年に躍動した力士たち

横綱 大の里泰輝(26歳・二所ノ関部屋/石川県出身)

日本体育大学で学生横綱とアマチュア横綱を経験し、2023年5月に幕下10枚目格付け出しで初土俵。初土俵から13場所での横綱昇進は昭和以降で最速、石川県出身の横綱は輪島以来52年ぶりです。2024年7月に初優勝してから2026年9月までに6度優勝。突き押しを軸にしながら、土俵際の粘りも備えた横綱です。2026年は左肩の負傷で2場所を棒に振りましたが、秋場所では千秋楽の相星決戦を突き出しで制し、表彰式では涙を見せました。

大関 安青錦新大(22歳・安治川部屋/ウクライナ出身)

本名はダニーロ・ヤブグシシン。ロシアによるウクライナ侵攻後の2022年4月に来日し、2023年9月に初土俵を踏みました。幕下以下の各段で勝ち星を重ね、2024年11月に新十両、2025年3月に新入幕。同年11月場所で初優勝し、2026年1月場所から大関に昇進しました。初土俵から14場所での大関昇進は年6場所制以降で史上最速、21歳8か月での昇進は歴代4位の年少記録です。左足の骨折や足首の故障に苦しんだ春・夏場所を経て、7月場所では大関復帰を決めたその場所で優勝。秋場所も11勝4敗で優勝次点につけました。日本語が堪能で、趣味はサウナ、好物は牛タンと紹介されています。

横綱 豊昇龍智勝(27歳・立浪部屋/モンゴル出身)

第68代横綱・朝青龍の甥で、第74代横綱。2025年1月場所に初優勝して横綱に昇進しましたが、2026年はけがとの戦いになりました。1月場所は3つの金星を配給しながら10勝5敗、3月場所は優勝次点の11勝4敗。5月場所は初日の取組で右足を痛めて2日目から休場し、7月場所も右膝の靱帯を損傷して途中休場、9月場所は初日から全休しました。10月5日には明治神宮の奉納土俵入りに大の里とともに参加し、「体的にホッとした」と話しています。11月場所の復帰が注目されます。

大関 霧島鐵力(30歳・音羽山部屋/モンゴル出身)

2015年5月に初土俵。2023年に大関へ昇進しましたが、その後は関脇に陥落し、2026年3月場所で12勝3敗と14場所ぶり3度目の優勝を飾りました。3場所で34勝を挙げ、3月25日の理事会で大関再昇進が満場一致で承認されています。現行の角番制度のもとで、特例によらず大関に復帰したのは3人目です。秋場所は8勝7敗で、11月は上位総当たりで巻き返しを狙います。

大関 琴櫻将傑(28歳・佐渡ヶ嶽部屋/千葉県出身)

父は元関脇・初代琴ノ若、母方の祖父は第53代横綱・琴櫻という相撲一家の出身。2024年に大関へ昇進し、2025年1月場所で初優勝しました。2026年は5月場所で負け越して途中休場となり、7月場所は角番で臨みましたが勝ち越して大関の座を守っています。6月のパリ公演では総合優勝。秋場所は9勝6敗でした。立ち合いからの右四つ、寄りを得意とします。

関脇 藤ノ川成剛(21歳・伊勢ノ海部屋/京都府出身)

元幕内・大碇を父に持ち、2023年1月に初土俵。2025年7月に新入幕を果たし、伊勢ノ海部屋に伝わる四股名「藤ノ川」を継ぎました(6代目)。2026年は3月場所に両横綱から金星を挙げ、7月場所には横綱に4連勝する快挙で殊勲賞。9月場所は関脇に昇進し、11勝4敗で敢闘賞を受賞しました。京都府出身の関脇は1828年以来、ほぼ200年ぶりです。大関とりの最有力候補として、11月場所の成績が注目されます。

関脇 熱海富士朔太郎(24歳・伊勢ヶ濱部屋/静岡県出身)

2020年11月に初土俵。185センチ、198キロの体格で、2026年1月場所には平幕ながら12勝3敗で優勝決定戦に進み、敢闘賞を受賞しました。3月場所で新小結、5月場所から関脇。秋場所は大関とりを懸けて10日目まで8勝2敗としながら、11日目から4連敗を喫して8勝7敗に終わりました。立ち合いの圧力と右四つの相撲が持ち味です。

小結 伯乃富士哲也(23歳・伊勢ヶ濱部屋/鳥取県出身)

高校横綱、実業団横綱を経て2023年1月に初土俵。史上初となる幕下15枚目格付け出しから1場所で十両に昇進し、「令和の怪物」と呼ばれました。2026年1月場所には4場所連続で金星を獲得(昭和以降3人目)、9月場所に小結へ昇進しています。鳥取県出身の小結は1964年以来です。11月場所は番付を下げる見込みで、再浮上を狙います。

関脇 若隆景渥(31歳・荒汐部屋/福島県出身)

兄は幕内・若元春。2022年3月に初優勝していますが、その後はけがに苦しみ、一度は幕下近くまで番付を下げました。2026年3月場所では初日に横綱・大の里を破り、31歳3か月での初金星。5月場所には小結で2度目の優勝を果たしました。ただし7月場所は右腿の負傷で全休、9月場所も全休し、11月場所は番付を大きく下げることになります。

そのほか、2026年に話題になった力士たち

  • 旭富士(24歳・伊勢ヶ濱部屋/モンゴル出身):第63代横綱の四股名を継いだ大型新人。9月に序ノ口デビューから所要6場所で十両昇進が決まり、年6場所制以降では史上最速タイとなりました。
  • 竜鳳(19歳・音羽山部屋):元中学横綱。師匠は第71代横綱・鶴竜で、同じ部屋の大関・霧島に続く関取として11月場所に新十両昇進を決めました。
  • 炎鵬(31歳・宮城野部屋→伊勢ヶ濱部屋):幕内経験者が序ノ口まで陥落した後に再び関取へ復帰したのは史上初。5月場所に十両へ戻りました。
  • 大青山(26歳・荒汐部屋/中国・内モンゴル出身):7月場所に新入幕。中国出身の幕内力士は2010年の蒼国来以来2人目です。
  • 玉鷲(41歳・片男波部屋):7月場所の番付で十両に降下。これにより、幕内から昭和生まれの力士が初めて姿を消しました。
  • 栄誠(英国出身):10月1日に相撲教習所の入所式に出席し、「難しい。日本語を勉強中なので」と話しました。英語圏出身の新弟子として、今後の出世が注目されます。

相撲界(業界)の変化

ガバナンス:暴力問題への処分、部屋の消滅、理事長の続投

2026年前半で最も重い出来事は、伊勢ヶ濱親方(元横綱・照ノ富士)の弟子への暴力問題でした。日本相撲協会は4月9日の臨時理事会で、同親方を2階級降格と3か月間の減俸10%とする処分を決定。部屋は一門の指導・管理下に置かれ、部屋付き親方を含む集団指導体制が求められました。

5月28日には、暴力問題で2024年4月から伊勢ヶ濱部屋の預かりとなっていた旧宮城野部屋について、理事会が同日付での預かり解除を決定。旧宮城野部屋の力士らは全員が正式に伊勢ヶ濱部屋の所属となり、部屋は事実上消滅しました(部屋の再興申請は出されませんでした)。

また3月の役員改選では八角理事長(元横綱・北勝海)が続投し、実質6期目に入りました。藤島、尾上、片男波、追手風の4親方が新たに理事に就任しています。

人気とチケット:満員御礼は333日連続

観客動員は好調です。2023年初場所6日目から続く満員御礼は、9月20日に333日連続となりました。これは1989年九州場所から1997年夏場所まで続いた歴代最長記録(666日)のちょうど半分で、順調に進めば2030年夏場所に到達する計算です。1月場所の懸賞申し込みは3,469本と史上最多を更新しました。

その一方で、チケットが取れないという不満も深刻化しています。9月19日、日本相撲協会は転売対策と関係者席の適正化を柱とする予約制度の改革を発表しました。転売サイトのアカウント停止、スクリーンショットでの入場禁止、2027年1月からの部屋ごとの予約上限(1日1枡と15席まで)などが含まれます。

2027年1月から入場料値上げ、力士の給与は8年ぶりに増額

7月30日の理事会で、2027年1月初場所からの入場料改定が決まりました。東京場所では日程ごとの価格設定が導入され、最高額のたまり席は平日25,000円、土日祝27,500円、14日目と千秋楽は30,000円になります(名古屋場所・九州場所は変更なし)。

同時に、力士の給与と手当も2027年1月から引き上げられます。関取の月給は10%増、幕下以下の力士の手当は6〜9%増、巡業の参加手当は20〜50%増となり、優勝賞金や三賞の賞金も増額されます。給与改定は8年ぶりです。

71年ぶりのルール改正:「まげも体の一部」

10月1日の理事会で、相撲規則の一部が改正されました。勝負規定第9条は「頭髪が砂についた時は負けである」としつつ、「相手を倒しながら、瞬時早く髪がついた時は負けにならない」というただし書きを置いていましたが、このただし書きが削除されました。技を仕掛けた側でも、髪が先に土俵につけば負けになります。この規定の制定は1955年で、削除は71年ぶりです。

行司の昇進は異例の1場所前倒し

同じ理事会で、行司・呼び出し・床山の昇進が承認されました。39代木村庄之助が10月30日に定年を迎えるため、11月の九州場所から式守伊之助が40代木村庄之助に、三役格の木村晃之助が式守伊之助に昇進します。裏方の昇進は通常、年1回・初場所からですが、立行司が途切れないよう1場所前倒しで決定されました。

国際化:パリ公演、そして2027年はバンコク公演

6月13日・14日、パリのベルシー・アレナ(アコー・アレナ)で31年ぶりの大相撲公演が開催されました。初日に琴櫻、2日目に豊昇龍を破った琴櫻が総合優勝しています。10月1日には2027年6月11日〜13日にタイ・バンコクのワン・バンコク・フォーラムで公演を行うことが正式に決まりました。2025年のロンドン、2026年のパリに続く3年連続の海外公演で、アジアでの公演は2013年のジャカルタ以来14年ぶりです。

土俵の上でも国際化が進んでいます。2026年の優勝者5人のうち、安青錦(ウクライナ)、霧島(モンゴル)の2人が外国出身。大関3人のうち2人、横綱2人のうち1人が外国出身です。中国・内モンゴル出身の大青山が7月に新入幕し、10月には英国出身の栄誠が相撲教習所に入所しました。

巡業の改革と社会貢献

5月31日、日本相撲協会は2027年以降の巡業について、年間の開催数を70か所までに抑え、1か所あたりの滞在を長くする方針を発表しました。けが人が増えている背景には、巡業を含む過密日程があるという指摘を踏まえた改革です。

10月1日には、令和8年熊本地震と8月の千葉豪雨の被災地へ各1,000万円を寄付することが決まりました。うち67万1,181円は、秋場所中に国技館に設置された募金箱から集まったものです。

世代交代:幕内から昭和生まれが消えた

7月場所の番付で玉鷲が十両に降下し、幕内から昭和生まれの力士が初めてゼロになりました。1990年代後半生まれの大の里・安青錦・藤ノ川らが上位を占め、2000年代生まれの力士も増えています。力士の平均年齢は下がり、スピード出世の記録が次々と塗り替えられているのが2026年の特徴です。

11月・九州場所の見どころ

2026年の最後の本場所、九州場所は11月8日から22日まで福岡国際センターで行われます。番付は10月26日に発表されます。

  • 安青錦の綱とり:7月に大関へ復帰して優勝、9月は11勝4敗で優勝次点。審判部は慎重な見方をしていますが、優勝すれば横綱昇進の機運が高まります。
  • 藤ノ川の大関とり:9月に関脇で11勝。11月も二桁勝利を挙げれば、大関とりが現実味を帯びます。
  • 豊昇龍の復帰:3場所連続休場中の横綱が土俵に戻れるか。秋巡業は休場し、10月8日の検査結果次第と報じられています。
  • 番付の入れ替え:秋場所で10勝を挙げた美ノ海(前頭3枚目)と朝乃山、宇良、若元春が三役昇進の候補。けがで全休した若隆景は大きく番付を下げます。

観戦のための実用情報(訪日旅行者向け)

チケット

本場所のチケットは、日本相撲協会の公式サイト(sumo.or.jp)や各種チケットサイトで、場所のおよそ1か月前から販売されます。満員御礼が長期化しており、特に土日祝・14日目・千秋楽は早期に完売します。番付発表日に発売日が告知されることが多いため、観戦を希望する場合は公式サイトの案内を確認し、発売開始と同時に購入するのが現実的です。

2027年1月初場所からは東京場所の入場料が改定され、最高額のたまり席は平日25,000円、土日祝27,500円、14日目と千秋楽は30,000円になります。名古屋場所と九州場所は価格変更がありません。

会場へのアクセス

東京の本場所(1月・5月・9月)は両国国技館で行われます。JR総武線「両国駅」西口から徒歩すぐ、都営大江戸線「両国駅」からも徒歩約5分です。国技館内には相撲博物館があり、幕内土俵入りの時間に合わせて訪れると1日の流れを体験しやすくなります。11月の九州場所は福岡国際センター(福岡市博多区)で、福岡市地下鉄「呉服町駅」から徒歩約10分です。

英語での観戦

本場所はNHKが中継しており、NHKワールドの国際放送や公式の英語サイトでも情報が得られます。日本相撲協会は英語版の公式サイトを運営しており、番付や取組結果、チケット情報を英語で確認できます。取組中の写真撮影は私的な範囲で可能ですが、フラッシュや大きな音は避け、力士が集中する時間帯は静かに観戦しましょう。座席での食事は一般的で、ちゃんこ鍋や弁当、甘味を楽しむ観客も多くいます。土俵に物を落とすと危険なため、座席からの投げ入れは禁じられています。

まとめ

2026年の大相撲は、大の里が秋場所で復活の優勝を果たし、安青錦と藤ノ川が世代交代を印象づけた一年でした。一方で、豊昇龍の長期離脱、照ノ富士親方の暴力問題と宮城野部屋の消滅、入場料の値上げ、71年ぶりのルール改正など、土俵の外でも大きな変化が続いています。11月の九州場所で2026年の勢力図がどう確定するか、そして2027年の海外公演へ向けて相撲人気がどこまで広がるかが、次の焦点です。

主な参考資料

  • 日本相撲協会 公式サイト(番付・取組結果・チケット情報)
  • Sumo Reference(本場所の成績・番付データベース)
  • 日刊スポーツ、スポーツ報知、毎日新聞、読売新聞、時事ドットコム(2026年1月〜10月の報道)
  • ウィキペディア「2026年の相撲」「2026 in sumo」および各力士の項目(2026年10月5日時点)

本記事の日付:2026年10月5日。成績・番付・日程は変更される場合があります。観戦やチケット購入の前に、日本相撲協会の公式情報を必ず確認してください。

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