古民家ステイの魅力
最近の訪日旅行のトレンドとして、従来のビジネスホテルや旅館とは一味違う「古民家ステイ」が静かなブームを呼んでいます。
古民家とは、築50年以上の伝統的な日本家屋のことで、茅葺き屋根や太い梁(はり)、囲炉裏(いろり)など、現代の建築では味わえない趣のある空間が特徴です。
各地で古民家を改装した宿泊施設が増えており、外国人旅行者が日本の原風景を体験できる場所として注目されています。
白川郷の合掌造り宿
人気の古民家ステイ先の一つが、岐阜県の白川郷です。世界遺産にも登録されている合掌造り集落では、実際に合掌造りの家に宿泊できる民宿が数軒あります。
中でも「大田切(おおたぎり)民宿」は1泊2食付きで大人12,000円とリーズナブル。夕食には地元の山菜や川魚を使った郷土料理が振る舞われ、囲炉裏を囲んでオーナー一家との会話も楽しめます。
宿泊予約は白川郷観光協会のウェブサイトから英語で予約可能で、飛騨高山からのバスアクセスも便利です。
栃木の高級古民家宿
もう一つの注目エリアは、関東近郊では栃木県の「古民家の宿 結(ゆい)〜星野リゾート」です。日光国立公園内に位置し、築150年の古民家をリノベーションした高級宿で、1室2名で50,000円〜と贅沢な滞在が楽しめます。
完全貸切制のプライベート空間で、檜風呂や地元食材を使った創作懐石料理が提供されます。さらに、英語対応のスタッフが常駐しているため、日本語がわからなくても安心して滞在できます。東京から車で約2時間半、電車なら東武日光駅から送迎バスが利用可能です。
ワーケーション型古民家ステイ
よりディープな体験を求めるなら、農山漁村に長期滞在する「ワーケーション型古民家ステイ」もおすすめです。和歌山県の「高野山周辺古民家再生プロジェクト」では、1週間から1ヶ月の滞在プラン(1泊5,000円〜)を提供しており、畑仕事や寺子屋体験なども楽しめます。
外国人旅行者にとって、日本の「日常」を体験できる古民家ステイは単なる宿泊以上の価値があります。2026年の日本旅行では、ぜひ一風変わった古民家での滞在を計画してみてください。


