日本の夏の風物詩と言えば、花火大会です。全国各地で7月から8月にかけて約1,000以上の花火大会が開催され、夜空に咲く大輪の花は観る者を魅了します。日本の花火は「芸術」とも言われ、一発一発に職人の技と想いが込められています。
日本三大花火大会の一つが、秋田県の「全国花火競技大会(大曲の花火)」です。毎年8月最終土曜日に開催され、全国から選ばれた花火師たちが技術を競い合います。特に「10号玉」と呼ばれる大きな花火が連続して打ち上がる「創造花火」の部門は圧巻で、音楽に合わせて花火が舞う演出は息を呑む美しさです。観覧は有料席(約5,000円〜)がおすすめで、早めの予約が必要です。
もう一つの三大花火大会「長岡まつり大花火大会」(新潟県)は、8月1日から3日まで開催。正三尺玉と呼ばれる巨大花火や、不死鳥をモチーフにした「フェニックス」は、信濃川の水面に映える圧巻のスケールです。三尺玉が打ち上がる瞬間の轟音と、夜空一面に広がる光芒は一生の思い出になります。
東京で気軽に楽しめる花火大会としては、「隅田川花火大会」(7月最終土曜日)が有名です。浅草や墨田区から打ち上げられる約2万発の花火は、東京スカイツリーと共に楽しめます。屋形船からの観覧も人気で、浴衣を着て参加すれば、日本の夏を存分に満喫できます。花火大会の日は交通機関が混雑するため、時間に余裕を持って出かけましょう。